◯議長(香川 努君) 日程第3、議案第6号から議案第15号までを一括議題といたします。
一括上程各案については、去る3月3日の本会議において、所管の各委員会に付託いたしましたが、関係各委員長から、既に
付託議案審査の終了した旨、報告が参っておりますので、この際、委員長から
委員会審査の結果を御報告願います。
報告は、
総務教育常任委員会、
建設経済常任委員会、
民生常任委員会の順序でお願いいたします。
12番
総務教育常任委員長 詫間政司君。
〔12番(詫間政司君)登壇〕
◯12番(詫間政司君) ただいまから、
総務教育常任委員会に付託されました議案審査の経過概要並びに結果について御報告申し上げます。
去る3月3日に
総務教育常任委員会に付託されました案件は、議案第6号、議案第27号、議案第28号、第30号、第31号、第32号、第33号、第34号、第43号、第44号、第45号及び第46号の12件でありました。
そのうち、
補正予算議案1件について、3日午後1時30分から、5日午後1時から、ともに第2委員会室において、全委員出席のもと開催し、審査を行いました。
議案第6号、平成25年度三豊市
一般会計補正予算(第8号)中の関係部分について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑・答弁を申し上げますと、教育費について、学校管理費における
特別支援員の減額について、発達障害等のため、支援学級に入る生徒さんがふえているように認識していたが、
特別支援員が減額となったのはなぜかとの問いに、
特別支援学級に入られるお子さんはふえている。支援員はお子さん1人に1人ずつつくわけではない。内規により配置は決めてあり、予算は36名とっていたが、実際の支援員の配置が32名であったとの答弁がありました。
事務局費の報酬について、
プロポーザル審査委員会の委員報酬を減額しているのはなぜかとの問いに、山本地区、財田地区でそれぞれ7回分の予算をとっていたが、1回目、2回目の
審査委員会では、実施要領とか点数のつけ方などについて、審査委員が同じであったので、山本、
財田地区合同で開催できたことと審査結果にかなりの差があり、早く決まったということである。期間的には、いろいろ打ち合わせを入れながらやっていたので、当初の予定よりは1カ月ほど遅くなったが、その間にいろいろな勉強をした。回数的には少なくなったが、内容的には充実したものだったとの答弁がありました。
学校給食センター工事請負費について、100万円の増額は何かとの問いに、請負契約を締結しており、今回の消費税改正において、10月より後から契約した
工事請負費は、26年度まで工事がかかるものについて、消費税は従来の5%を8%で変更契約を結ぶようになっている。今の契約では、ある程度請負残もあるが、消費税分が190万円ほどふえることになり、増額をお願いしているとの答弁がありました。
続いて、総務費について、歳入の諸収入について、たからだの
里施設使用料が500万円減額になっているが、環の湯において緊急の修繕が必要となり、直接、施設管理者が工事を行い、工事にかかった費用が施設使用料から減額されている。
指定管理者に委託、委任する手続はどのようにされたのかとの問いに、夏場、水が出なくなり、
指定管理者から協議があった。三豊市が本来の形で工事を発注するとなれば、設計から業者決定まで何カ月もかかり、
指定管理者もそこまでは待てないということで、協議の中で、
指定管理者のたからだの里が業者と打ち合わせをし、業者に修繕をお願いしたとの答弁がありました。さらに、もう少し別の道はなかったのか、これしかないのなら、ルール化すべきである、緊急事態は今後も起こってくるので、場当たり的な対応でなく、きちっとルール化するべきではないかとの問いに、不測の事態が起こったときにどうするかというのも協定書の中で決めていくべきだと思う、今後いろいろ協議をしていきたいとの答弁がありました。
地域情報化事業について、当初予算は10億円ではなかったかとの問いに、当初、
業者見積もりは、三豊市全域で
光ファイバー網による超
高速ブロードバンドサービスを利用できない未整備地区に対し、
光ファイバー網を整備するのに10億円かかると言われた。事業費のおおむね2分の1を予算計上し、
電気通信事業者3社へ、事業実施に係る提案を依頼したところ、2社が辞退し、
NTT西日本1社のみ提出され、
補助金要望額として、3億4,500万円が提示された。
審査委員会で審査され、
NTT西日本が
優先交渉権者となったが、詫間町の香田地区、詫間地区、松崎地区は自社で整備を進めるため、補助金は不要であるとの申し出があり、補助対象から外したことにより、当初の
補助金要望額より安価となったとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
よって、当
常任委員会に付託された案件は、原案のとおり可決されたことを御報告申し上げます。
以上で、
総務教育常任委員会に付託されました議案審査の報告を終わらせていただきます。
◯議長(香川 努君) 以上で、
総務教育常任委員長の報告は終わりました。
15番
建設経済常任委員長 金子辰男君。
〔15番(金子辰男君)登壇〕
◯15番(金子辰男君) おはようございます。
ただいまから、
建設経済常任委員会に付託されました議案審査の経過概要並びに結果について、御報告申し上げます。
去る3月3日に、
建設経済常任委員会に付託されました案件は、議案第6号、第14号、第38号、第39号、第40号、第41号、第47号、第48号、第49号及び第50号の10件でありました。
そのうち
補正予算議案2件について、3月5日午後1時30分から第1委員会室において、全委員出席のもと開催し、審査を行いました。
まず、議案第6号、平成25年度三豊市
一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑と答弁を申し上げますと、
道路橋りょう新設改良費の
工事請負費で、松崎109号線の費用が減額となっているが、このことについて説明願いたいとの問いに、この議案については
前期委員会でずっと継続審査となっていた。議員任期が2月11日で満了となったため、継続審査となっていた案件は自動的に廃案という扱いになる。廃案となった場合は、予算の裏づけがなくなり、執行ができなくなるため、今回、補正で減額したということである。ただ、
今期委員会の中で、議会の了解が得られ、機運が高まるならば、予算計上した上で、路線認定の議案は提出できると考えているなどの答弁がありました。
次に、県営事業の分担金が減額されて、同じ事業が繰越明許費に入っている。これはどういうルールで行われたのかとの問いに、県営事業の分担金は、県が事業確定をした上で、それが工期に間に合わないため繰り越しをしている。確定した事業費が予算を下回る場合、その下がった分を減額しているということであるなどの答弁がありました。
続きまして、
道路橋りょう費の新設改良費で、毎回、豊中町の同じ路線の関係が出てくるが、事業精査によるものか、執行できずに出されているものか、説明を願うとの問いに、国への予算要望を出して、その中で補助対象として認められるのが満額ではなくて、事業費は縮小されている。その縮小された予算の中で、工事費、物件費、用地費を動かし事業の進捗を図っている。しかし、予算要望するためには、市の予算枠を持っていなければならない。補助金対象となったものは全て執行しているが、補助対象外となった予算は3月補正で減額することになるので、このような状況になるなどの答弁がありました。
次に、建設課が街路灯の維持管理を持たなければいけないのかとの問いに、建設課は、市道などの水銀灯、
ナトリウム灯について管理している。集落の中にある防犯灯については総務課の対応であるなどの答弁がありました。
続いて、
市営住宅管理費の修繕料に5戸分の修繕料が出ているが、入居者はいるのか、また、仁尾町の曽保団地は建てかえをしたほうがいいと思うが、その考えはあるのかとの問いに、西野団地は、募集戸数に対して、倍の応募がある。
選考委員会で入居者を決定している。現在、
社会資本整備の国庫事業費により
長寿命化計画を作成中である。その中で、建てかえなども含め、見直しを行い、方向づけをしていく予定であるなどの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第14号、平成25年度三豊市
港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑は出されず、続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
建設経済常任委員会に付託されました議案審査の報告を終わらせていただきます。
◯議長(香川 努君) 以上で、
建設経済常任委員長の報告は終わりました。
7番
民生常任委員長 込山文吉君。
〔7番(込山文吉君)登壇〕
◯7番(込山文吉君) おはようございます。
ただいまから、
民生常任委員会に付託されました議案審査の経過概要及び結果を御報告申し上げます。
去る3月3日に、
民生常任委員会に付託されました案件は、議案第6号中の関係部分、7号、8号、9号、10号、11号、12号、13号、15号、29号、35号、36号及び37号の計13件でありました。
そのうち、補正予算案9件について、3月3日午後1時半より、第1委員会室において、全委員出席のもと委員会を開催し、審査を行いました。
まず、議案第6号、平成25年度三豊市
一般会計補正予算(第8号)の関係部分について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な概要を審査順に申し上げます。
健康福祉部関係につきましては、福祉バスの購入が中止になった経緯を説明願いたいとの質問がありました。これに対しまして、四国運輸局との協議により、社協本来の目的に沿った運行及び自家用バスの範疇に厳しい条件がつけられた。関係部局と協議の結果、購入を中止した。現在は社協名義の福祉バス1台による運行を実施しているという趣旨の回答がありました。
続いて、
高瀬南部保育所は、今後どのような形で進めるのかという趣旨の質問がありました。これに対しまして、南部保育所の耐震等、問題があり、早期に改修をする必要がある。25年度中いろいろ検討してきたが、提案できる状況にならなかった。早期に公設民営、民設民営など、運営方法・運営主体を決定し、あわせて開設場所を決定していきたいという趣旨の回答がありました。
次に、環境部関係については、塵芥処理費の
クリーンセンター負担金についての経過を教えてほしいという趣旨の質問がありました。これに対しまして、三
観クリーンセンターの最終処分場から出てくる浸出水の処理費が増額になり、三豊市負担金が増額になったという趣旨の回答がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第7号、平成25年度三豊市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された質疑の概要を申し上げます。
今、
国民健康保険の対象者は何人いるのかという趣旨の質問がありました。これに対しまして、
国民健康保険の加入者は1万7,600名くらいであるという趣旨の回答がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第8号、平成25年度三豊市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第3号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された質疑の概要を申し上げます。
財田診療所でおられた先生は何月までおられたのかという趣旨の質問がありました。これに対しまして、市職員としては昨年3月まで、4月からは
土庄中央病院から派遣してもらっているという趣旨の回答がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第9号、平成25年度三豊市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第10号、平成25年度三豊市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された質疑の概要を申し上げます。
負担金のところで、
居宅介護サービス給付費・施設介護だけでも1億1,000万円上がっている。毎年こういう対応なのかという趣旨の質問がありました。これに対しまして、介護給付費と予防給付費の推移は平均で5.7%の伸びがある。これに対応して、当初予算を組むが、当該年度の実績がおくれて出てくるので、予算計上時に、正確な数字を把握できずに計上している。総合的に勘案すると、少な過ぎたと反省しているという趣旨の回答がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第11号、平成25年度三豊市
介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第12号、平成25年度三豊市
集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第13号、平成25年度三豊市
浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第2号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第15号、平成25年度三豊市
病院事業会計補正予算(第1号)について、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
よって、当
常任委員会に付託されました
補正予算案件は9議案とも、原案のとおり可決されたことを御報告申し上げます。
以上で、
民生常任委員会に付託されました議案審査の報告を終わらせていただきます。
◯議長(香川 努君) 以上で、
民生常任委員長の報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(香川 努君) 御発言もないようですので、これにて
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。
これにて討論を終わります。
これより採決いたします。
まず、3
常任委員会に分割付託いたしました議案第6号、平成25年度三豊市
一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。
本案に対する3
常任委員長の報告は原案可決であります。
お諮りいたします。
議案第6号は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(香川 努君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、
建設経済常任委員会付託案件のうち、議案第14号、平成25年度三豊市
港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
建設経済常任委員長の報告は、原案可決であります。
お諮りいたします。
議案第14号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(香川 努君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、
民生常任委員会付託案件のうち、議案第6号を除く議案を一括採決いたします。
事務局長をして朗読させます。
〔事務局長(大西弘文君)朗読〕
────────────────
議案第7号 平成25年度三豊市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)
議案第8号 平成25年度三豊市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第3号)
議案第9号 平成25年度三豊市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
議案第10号 平成25年度三豊市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第11号 平成25年度三豊市
介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)
議案第12号 平成25年度三豊市
集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議案第13号 平成25年度三豊市
浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第2号)
議案第15号 平成25年度三豊市
病院事業会計補正予算(第1号)
────────────────
◯議長(香川 努君)
民生常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
お諮りいたします。
これら一括議案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
安全・安心するため競争を高めなければならないと。タクシー業界の民業圧迫というのは横山市長がなったときに、バスそのものは空気を運びよんじゃないかということは、詫間と仁尾以外は皆言われとんですね。しかし、もうけは、1万円費用が要ったら1,200円のもうけがあればいい、12%のもうけがあればいい、目標なんです。決めているんです。それを割るところは廃止すべきだという決定しているんですよ。
それなのに、競争を高めなければならないということはどういうことなんですか。人を寄せろと言うんですか、人をようけ乗せろと言うんですか、それとも、タクシー業界とバス業界が競争しなくちゃならんのですか。意味が違うんじゃないですか。再質問、どうぞ。
◯議長(香川 努君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
市長 横山忠始君。
◯市長(横山忠始君) 部長がお答えすべきところなんですけど、1点、ここで議会の皆様と市民の皆様方にお願いをしておきます。
三木議員が御指摘されました12%という数字ですね、この部分に関して、私たちは非常に、その部分に対して若干ファジーに今まで行ってきております。12%を切っているところでも、次に営業努力すればまた12%に乗るんじゃないかというようなやり方をしておりますが、ここで我々は合意したいと思います。12%を切ったところは、いかなることがあろうとも廃線にする。これは議会の皆様方にも、市民の皆様方からいろんな声が入ると思いますが、ここの部分は、もし12%に達していないならば、乗っていただいてください、12%以上になるように。これは一旦、我々が合意をしておかないと、なかなかできません。ですから、これを機会に12%、きっちりと。乗られてない場合は1年後に廃線。これはここでもうちょっと私のほうからはっきりと言わさせていただき、市民の皆様方に対しても説明をさせていただきます。
以上です。
◯議長(香川 努君) 総務部長 横山和典君。
◯総務部長(横山和典君) 市長の発言にちょっと聞き入ってしまって、自分の発言……。
バス運行について、今、市長がおおむね方針については御説明申し上げた方向でいきたいと思います。今までは、それぞれ御利用者もおりましたので、できるだけ私どもはバスについて運行を継続していきたいという方向で、いろんな方法をとってきたわけです。バスをある部分では小型化したり、ある部分については路線を、たくさんのお客さんが少しでも乗っていただくような形で路線変更してまいってきたわけですが、そういうことについても、ある程度効果があるところ、ないところというのが出てきているのかなというような感じはしております。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) いかさま人の話を聞かん執行部やな。私の質問に答えんと、要らん答弁ばかりされたら、時間がないんですよ、私の持ち分が。それと12%の話、これまた役所目線で決めました。12%、何がなんでも切ったらとめますということをここで初めて言いましたけども。まさに委員会では一かけらもそういうことは言っていないんです、市長。こういうところでは発言力のある市長だなと思っていますよ。立派ですよ。しかし、こういうところで答弁するんなら、委員会へ来てはっきり言いなさいよ。言語明瞭、意味不明といいますか、政策的に思いつきのようなことばかり言わないでくださいよ。
そこで、もう一遍聞きます。再々質問です。競争力を高めるということは、タクシー業界とバス業界を競争さすことによって、市民からのクレームなしになるということなんですか。これが再質問です。答弁、さっきの曖昧で何を言いよんかわかりませんので、再々質問します。何ですか。
◯議長(香川 努君) ただいまの再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。
市長 横山忠始君。
◯市長(横山忠始君) 12%というのは、委員会で言うまでもなく、一番初めに三木議員が言うたように、言うとる話じゃないですか。それをここできっちりともう一度。我々はその間、いろんな御意見を聞きながら対応してきました、小型化したりなんなりと。しかし、ここではっきりと、一番初めの委員会で決めたことを実行するということですから、何も意味不明でなくて、はっきりとしていることです。
以上です。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。
次に、4件目の質問に入ってください。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) 議長、私の質問は聞いていますか。当局、全然答えん、さっきから。曖昧なことばかり言って。時間は要らんことでとられるし、困ってるんですけど、次行きます。
次に、再任用制度の重要度について、市長に伺いたいと思います。公的年金の支給年齢が平成25年度から段階的に60歳から65歳に引き上げられることから、国において再任用制度により、退職しても年金が出ない無年金状態を解消するため、雇用と年金が支給される間の接続を図ることが閣議決定されました。
それを受けて、全国の自治体共通ですが、三豊市でも、今年度末で退職される方の年金比例部分が支給されない無年金、無収入期間を、長年養ってきた能力、経験を有効に発揮する仕事をしていただく再任用制度が実施されることになりました。
そこで質問ですが、他市に比べて三豊市は、再任用制度の運用の要綱にも明記されていますが、再任用職員の選考(第7条)に見られるように、無年金、無収入期間の雇用の趣旨を逸脱していると思える項目がありますし、その雇用期間の賃金面の低さも含め、問題があるのではないかと思っています。市長のこの間の再任用制度に対する考え方を聞かせていただきたいと思います。
以上です。
◯議長(香川 努君) ただいまの質問に対し、理事者の答弁を求めます。
総務部長 横山和典君。
◯総務部長(横山和典君) それでは、お答えいたします。
国家公務員の雇用と年金の接続について、平成25年3月26日、閣議決定され、その後、総務副大臣通知が出されました。その中で、当面、定年退職する職員が公的年金の支給開始年齢に達するまでの間、再任用を希望する職員については再任用するものとすると。地方公務員の雇用と年金を確実に接続するため、各地方公共団体において、この閣議決定の趣旨を踏まえ、下記事項に留意の上、能力・実績に基づく人事管理を推進しつつ、地方の実情に応じて必要な措置を講ずるよう要請するとの内容であります。
三豊市の要綱第7条第1項で6項目ほどの項目を挙げていますが、これは総務副大臣通知(平成25年3月29日付)、第2項、公平かつ客観的な人事評価システム等を活用し、能力・実績に基づく人事管理の推進を図るための条項であり、適材適所の配置のためのものであります。原則、再任用を希望される職員で、希望しても選考から除く場合としては、第2項で言う、懲戒処分を受けた職員だけであります。
今年度末で退職される方全てに、再任用を希望するかどうか希望調査を実施し、制度説明を行い、勤務条件等の調整を行ったところであります。
国においては、人事の新陳代謝を図り、組織活力を維持するため、課長以上の職は再任用職員として任用しないとしておりますが、三豊市ではその縛りまでは設けておりません。幅広く門戸を開いております。
賃金面の低さを言われておりますが、再任用職員でフルタイム勤務の場合、職員定数上、定数に数える必要があることから、我が市の場合、職員定数を人口の1%まで削減する方針でありますから、新規採用数にも影響することであり、職務の内容にもよりますが、短時間職員としての再任用を制度として取り入れております。
短時間再任用職員の場合は、6時間勤務での給与月額となっております。この件については、職員組合との交渉項目となっており、今後、再任用を希望する職員がどのような推移になるか、状況を見ながら検証、検討していくことと考えております。
以上、三木議員の御質問に対する御答弁といたします。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) 実は、この再任用制度は年金が出ないという、比例部分が。ですから、無年金、無収入です。前においでの方が公務員を退職されます、60ですね。しかし、年金が出るまで無収入の期間が生まれると。もちろん管理者も組合もそうですけど。それに対してこの選別をするという。何が選別なのか、ちょっと言いますと、今、第7条の云々かんぬん言いました。第7条持ってますけど。第7条の2項に、「下に該当する者は選考から除外する」と。3番目にある、「退職前2年間において欠勤がある者」とあるんですね。38年とか40年働いて、年金が出ない。それなのにこの欠勤が2年間に1回でも欠勤があったら、この人は再任用制度で採用されないと。この項目をのけたらどうですかというのが私の意見なんですね。
ちなみに、県内の再任用制度、公務員ですから、市だけで言いますと、選別しているのは善通寺、観音寺、三豊ですね。選別しない、一切希望をかなえてあげますよというのは香川県、高松市、丸亀、坂出ですね。これは自治体の判断でできるわけですね。それが1点。
年金が出ないんですから、一銭も。選別はしないほうがいいというのは、普通、法律からいったらそうとれるんですけども。その点、市長はなぜこういうふうに選別するのか、市長に聞きたい。
もう一つ、再任用制度というのは、退職された方がそれなりの賃金をもらっていますけども、年金が出ない、無収入。丸亀のときにはフルタイム、25万7,600円出ます、月にですね。短時間、19万9,432円出ます。年収で言いますと、フルタイムで年収363万、6時間で280万。これは丸亀は3級ですね、給料表は。三豊は1級です。6時間働いて、月に14万円台です。年収180万弱ですね。丸亀と100万ほど違うんですね、同じ6時間勤務で。
同じ公務員で働きながら、賃金安けりゃええという市長の感覚もようわからんのです。再任用にも選別してええという感覚ね。法律は、無収入の人なんですよと。それを無収入は困るからつないであげなさい、年金が出るまでと、これが趣旨なんです。そこには選別とかいうのはないんです。それを選別をはめてきたのは三豊市です。ですから、先ほど言ったように、しないところとするところがあるんですけど。それはせめて、しないほうがいいだろうというのが意見ですけども、これは市長さんに答弁願います。
◯議長(香川 努君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
総務部長 横山和典君。
◯総務部長(横山和典君) 欠格条項といいますか、三木議員が御指摘の第7条第2項の第3号、「欠勤がある者」というように、これは欠勤をして、いわゆる分限処分を受けたということの御理解でお願いしたらというふうに思っております。
それと、賃金について、給与ですね。再任用職員の給与について、丸亀と三豊市とかなり違うがという御指摘でございますが、これにつきましては、私どももどのようなものが適正なのかというのは非常に迷って、検討したところでございますが、基本的には6時間の勤務ということで、責任ある仕事をお願いするということには、ことしについてはなっておりません。
ただ、先ほど申しましたように、今後、無年金期間が長くなりますので、65歳でないと比例報酬分も出ないということになる年齢の方もおいでになります。そうなるときに、何年も再任用せんといかんということになると、なかなか短時間勤務だけでは配置が難しくなってくるということも考えられます。そのときに、どういう方法がいいのかということを検討させていただきたいということでございます。
以上でございます。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) もう一遍言います。この再任用制度は大体、市長さんの感覚、政治的感覚が非常にあらわれとるんですね。香川県といい高松市といい、丸亀市、この3首長さんと言いますか、と三豊市の横山市長さんとの差は何かと。職員を大事にするか大事にせんかという、非常にこのベースというよりは基本的なところが、横山市長さんは口で言う割には、国に対して抗議したり、公務員の云々かんぬん、それが三豊市の働く職員には冷たいといいますかね。無収入なんですよ。そこを選別して選考するとはどういうことなんですか、これ。安過ぎるでしょう。臨時職員より低いんじゃないですか、これ。後で言いますけど、臨時職員問題は。
そういうんで横山部長が言っとんじゃない、市長に聞いているんです。再任用制度について、市長は根幹的に何を考えとんですかというのが、私の最初の大きな疑問からこの問題を考えましたから、ぜひ市長さん、答弁願います。
◯議長(香川 努君) ただいまの再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。
市長 横山忠始君。
◯市長(横山忠始君) これははっきりしておりまして、三木議員のスタンスは組合的考え方かもわかりませんが、私は市民側から見て考えておりますので。給料を払うのは市民の皆様方の税金でお払いになるわけですから、私はそちら側に立っておるということで。私にしてもいい顔したいですよ、みんなに優しくいたいですよ。でも、市民の皆様方、本当に1円、10円、100円の税金を払うのにどれだけの思いをしているかということを考えた場合は、やはり我慢するところは我慢していかないといけないと思います。これ、1点。
2点目、今、ここの三豊に帰りたいという若い方の中で、市役所で働きたいという方がどれだけおると思いますか。本当にたくさんの若者がこの市役所で働きたいと思っておるんです。それを我々今度、年配側が長くいることが、その可能性を閉ざしとんだったら、これはある意味、我慢するところは我慢しないといけないんです。だから、私たちはこのまちづくりの中で、市民に対してどう思うか、ここが私の発想の原点です。
以上です。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。
次に、5件目の質問に入ってください。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) 市長さん、ありがとうございました。今の市長さんの答弁を聞いて、よし、再任用、働こうという職員が意欲をなしにしたと思いますけども、それはそれで市長さん、長く市長をする気がないと思いますから、それはそれでいいと思います。
次に、相次ぐ契約変更について、議会の決議を無視するのかについて伺いたいと思います。
私の手元に、当局が提出した市内大手の建設業者2社の工事請負契約の契約変更を行った実績表があります。S社は、平成19年度から増額した変更契約は12工事で10回、F社は、平成18年度から同じ増額変更契約は17工事で13回。率にして、S社が83%、F社が76%、実に8割の工事で、当初落札契約時の契約額を途中で増額契約変更しているのが常態化しています。
先月も、2社のうちの1社が関係した学校施設の改築工事に関して変更契約が行われました。平成24年6月28日付で三豊市議会が満場一致で決議した、工事請負契約の変更契約の締結についてに対する附帯決議を当局は遵守する気があるのでしょうか。変更契約の常態化を今後も認めていくのか、改善するのか。改善するなら、どう改善するのか、簡潔に答弁を願います。
以上です。
◯議長(香川 努君) ただいまの質問に対し、理事者の答弁を求めます。
建設経済部長 岩本高明君。
◯建設経済部長(岩本高明君) それでは、三木議員の御質問にお答えいたします。
議会での工事請負契約の変更契約の締結に対する附帯決議を遵守する気はあるのかという御質問ですが、これは当然のことながら、この件に関しましては議会での決議であり、決議文にあります、「事業実施にあたっては、当初から公共施設整備検討委員会において十分に計画審議を重ね、緊急性、危険性及び真に必要があるもの以外、計画変更は厳に慎むべきである」等の内容は、重く受けとめております。
ただ、実際問題といたしまして、細部工事の軽微な変更等については、請負業者との協議の中で調整しているところですが、重要な変更については、例えば基礎工事、地盤改良工事であれば、施工に当たり、各基礎部分で請負業者が試験掘り調査を行い、深さ、改良規模(数量)等が決定されるものであり、どうしても外的な施工条件によってはやむを得ない設計変更等が生じることがございますし、また、当初予想されていなかった事案等も発生する場合がどうしてもございます。当然、そのような案件については、議会の御理解も必要ですが、真に必要あるものとの位置づけと考えております。
なお、現在、契約変更についての統一した一定の基準が相互理解の中で明確にされていないことが問題点であると考え、事業実施部局と管財課とで、契約変更についての一定のルール(基準)を策定すべく協議中であります。さらに、今後、設計計画等において、施設管理者とともに入念な協議、検討を重ね、設計者の監理を怠らず、適正な設計図書を求め、さらには工事請負業者と工事監督者とともに公共事業の円滑な施工を目指すとともに、変更契約の附帯決議を念頭に、適正、的確な設計、工事を目指していきたいと考えておりますので、御理解、御協力をお願い申し上げます。
以上でございます。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) 今、ちらっと部長が言うた、ルールを今つくっていると。このルールを今からつくるということの意味がようわからんのはですね。この議会が出した変更契約の附帯決議については、これを遵守するのは当たり前だろうと思いますけれども、この中身だけでは不十分な状態が起きているわけですか、ルールをつくっているということは。というのは、この大手2社を見ますと、大体F社で10%ぐらいが変更契約増額ですね。多いです、これが。S社は、大きいのは53%も増額した問題もありますけども、ここも20から10%の間ですね、変更契約していますね。こういうことが常態化しているということについての規制ができていないことを知っとるから、ルールをつくっているんだという意味ですか。ちょっとその辺曖昧なので、はっきり言ってください。
◯議長(香川 努君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
建設経済部長 岩本高明君。
◯建設経済部長(岩本高明君) 今の再質問にお答えいたしますが、ただ、今、議員さんのほうから御質問がありました2社の契約変更について、常態化しておるというような御質問でございましたが、ただ、私の認識では、これは内容等については私は当初予想していなかった部分も含めて、真に必要な部分だという認識はしております。
ここで言うルールというのは、例えば附帯決議の中で、契約変更は一切認めないというような条項では私はないと思っております。ですから、今も申し上げましたように、当初予想しなかった案件もありますし、それとか実際工事にかかって、場所、条件等によりどうしても変更しなければならない部分があると思います。それを議会のほうに御説明を差し上げますが、やはりその中でその契約変更自体について、それが適正かどうかという、それをはかる一定の基準、相互理解を持つ部分が不足しておる部分がこの問題を引き起こしておるというふうに認識しております。
ですから、この一定のルールをつくることによって、当然、この一定のルールについては、ある程度議会の方、議会の議員さんには認識をしていただきますし、我々もそれを認識していただいた上で遵守するということで、相互理解が図れると、そういうふうに認識しておりますので、御理解いただきたいと思います。
以上です。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) ありません。よくわかりました。ぜひ、関係委員会に少し具体的な話も出ると思いますが、そのときはよろしくお願いしたいと思います。
次に行きます。
◯議長(香川 努君) 6件目の質問に入ってください。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) 最後の質問です。市役所で働く臨時職員の任用規程である地方公務員法22条2項及び5項を、地方公務員法3条3項3号に変更することが現状に即しているのではないかについて伺います。
臨時職員の毎年の契約切れに起こる雇用不安、賃金が経験年数に関係なく、1円も上がらない状態の根拠は、地方公務員法22条2項及び5項に基づく臨時的任用、つまり「6カ月を超えない期間で更新できるが、再度更新することはできない」(法22条)から、1年の任用契約となり、継続で勤務している人も、毎年契約の繰り返しからこうした現状になっています。当局は、この1年以内の任用契約で採用している地方公務員法22条の適用者の臨時職員は一般職に係る人で、本市役所で働く大半の人が対象と言っています。一方、地方公務員法3条3項3号の適用者は、存続期間の具体的な長短は問わない特別職に係る人ですが、その任用期間は3年から5年間が県内外の現状です。1年でなく、3年から5年間採用する任用規程に変えてはどうかと、平成23年6月議会で質問し、当局は、市の方向性が確定した場合は、現在の臨時的任用についての雇用は見直す必要があるとの答弁でした。
新総合計画の今後の5年間の方向性も提案され、確定される状況となった現在、市役所で働く全職員1,658名(昨年10月現在)の55%以上を占める臨時職員の任用規程を見直す時期と思いますが、市長の見解をお願いします。
◯議長(香川 努君) ただいまの質問に対し、理事者の答弁を求めます。
総務部長 横山和典君。
◯総務部長(横山和典君) それでは、三木議員さんの御質問にお答えいたします。
平成23年6月議会で同様の御質問があったと、三木議員さんもおっしゃっています、私もそういう認識をしております。
この件につきましては、平成21年4月24日付、総務省自治行政局公務員部公務員課長と給与能率推進室長名で発せられております通知で、再度の任用についての記述もあり「臨時・非常勤職員が就くこととされる職については、本来原則1年ごとにその職の必要性が吟味される「新たに設置された職」と位置付けられるべきものである。ある臨時・非常勤の職に就いていた者が、任期の終了後、再度、同一の職務内容の職に任用されること自体は、排除されるものではないが、「同じ職の任期が延長された」あるいは「同一の職に再度任用された」という意味ではなく、あくまで新たな職に改めて任用されたものと整理されるものであり、当該職員に対してもその旨説明がなされるべきである。」このことから、地方公務員法第22条第5項である臨時職員として任用しております。この整理をする上から、臨時職員の任用については、登録制を取り入れてきました。
平成23年6月議会でも答弁いたしましたが、また、きょうの代表質問等で御指摘もありましたが、交付税の一本算定の時期も近づいていることから、市の財政状況の予測を見ながら、臨時職員の皆さんの処遇をどうしていくかを考えなければならないと思っておりますし、お答えいたしましたように、民間ができることは民営化をして、そこで雇用をお願いするとかいうことも一つの方向だというふうには考えております。
以上でございます。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
13番 三木秀樹君。
◯13番(三木秀樹君) 今、小さな声でもごもご言われましたけども、要は1年契約で、次の1年は継続しないと。次の1年は同じ人であるけど、全く違った契約であるということですから、毎年1年契約を入れるという話をされたと思っています。
そして、今後は民間の企業云々と言いますけど、実はこれは昨年10月31日現在ですけども、臨時職員の月額者というのは553人おるんですね。臨時職員ですよ。月額者というのはフルタイム、正規職員と同じですね。臨時職員920名中553、まさに60%が、今働いているんです。月額者なんです。将来の民間云々じゃないんです。先ほどの任用制度でも、現在働いている、非常に職員を大事にせんという市長の話はよくわかりましたけども、臨時職員の賃金も知っていると思うんですね。私は臨時職員の賃金についてはずっと言っていますが、きょうは言いません。ただ、毎年、雇用不安である、毎年採用してくれるのかどうか。これは役所の言い分ですけど、役所が判断するんですけども、ことし1年で切れるんじゃないかと、安い給料だけど切れるんじゃないかという、こういう不安は大きいんですよ。ところが、内実は60%が給料でもらっていると。
私ね、毎月給料でもらうということは、それだけ責任があって仕事をされとると思います。保育所で何ぼ、幼稚園で何ぼと言いません。これはまさに当局の判断で法を変えることができるんです。高松は3条3項3号です。4年間の期間を持っています。調べてください。一々私が言わんでも、知っとると思いますが。どうしてこうも臨時職員に冷たいんかなと。私はこの質問、きょう言っとんじゃないですよ。私は合併後からずっと言っています。今回で17回目か18回目じゃないですか、この問題は。それが今の答弁ですか。
◯議長(香川 努君) 三木秀樹君、残り2分です。
◯13番(三木秀樹君) これ、3月5日の四国新聞に、「非正規公務員」という記事が出ていました。ここにはこう書いています。いわゆる民間で働く人は、臨時職員とかパートの人は、労働契約法やパート労働法が適用されるんですね。ところが、公務員で働いている臨時職員は、こういう法の枠外なんです。ということは、まさに昇給なしで、有給休暇と産休・育休なしで、低賃金で働く。常に雇用不安がある。これを何とかしたらどうかということを言っているんであって、今後、一本算定になるとか、民間に云々かんぬんでなくて、これは市長の考えを聞いているんです。どうですか。
◯議長(香川 努君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
市長 横山忠始君。
◯市長(横山忠始君) これも、市役所だけで考えていたら、世の中見失うと思うんです。今、市役所の臨時職員の希望がどんだけのものかということは、三木議員は御存じなんでしょうか。部署によったら、20倍を超えて30倍ぐらいの競争率になっているんです。それだけ市役所の臨時職員というのは非常に人気が高い。一方、三豊市にある民間企業は人手不足だといって、私は非常にクレームを受けております。もう少し市が積極的に、我々の働く場も宣伝してくれないといけないというくらい言われております。
つまり、まだ三豊市の中には、労働市場がたくさんありますし、こんなに、逆に言えば、臨時職員の人気が高まっておる中で、一遍入ったら何年もかんねんもというわけにはこれはならないと思います。これはあくまでつなぎですから。私どもとしては、現在の1年ということは変えるつもりはありません。
これは非常に冷たいような言い方ですけれどもこれは三豊市全体、三豊市役所だけでなくて全体を見れば、やはりそれがありていだと思っております。
◯議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。
以上で、社民党、13番 三木秀樹君の質問は終わりました。
お諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(香川 努君) 御異議なしと認めます。
よって、本日はこれにて延会することに決しました。
なお、次回会議の再開は、3月10日午前9時30分といたします。
御審議お疲れさまでした。
〔午後 3時01分 延会〕
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